「砂漠の人々」   *微グロ・微エロ注意



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 荒廃世界 枯れた地球。その世界は数百年前の大戦争によって文明が崩壊、地球上の自然と生物の80%が死滅し、昼間はオゾン層に遮断されず
生体に対する破壊性が最も強い紫外線が砂漠に降り注ぎ、夜は気温が氷点下を軽々と下回り、海さえ半分が蒸発,汚染してしまった中、人はしぶとく
傲慢にそして懲りずに争いながら生き続けていた。



 そんな逞しい人々の暮らしを紹介しよう。



 アドベ煉瓦とナニカの皮を継ぎ接ぎに張った屋根が特徴の建築物が、雑多に並ぶ迷路のような街に人々が賑わいを見せていた。時刻は氷点下を下
回る夜中だというのに昼間と間違うばかりに賑やかで、あちらこちらで威勢のいい商人の声が響いていた。月明かりだけが頼りの薄暗い道を様々な人
間が往来し、露店商を冷やかしている。

 そう、この世界の住人にとってこの凍えるような寒く暗い夜こそ活動時間なのである。

「ギャアアアアアアアアアア!!」

 天下の往来で男の叫び声が響き渡る。痛みのあまり路上で転げまわり、大して綺麗でない衣服を更に赤く汚している。転げまわる男に目が留まるが
何より目を引いたのは、男の左の手首から先が消失していた事だ。

「おう、兄ちゃん俺の店で盗みたぁいい度胸じゃねーか!」

「この野郎俺はタダにしてもらおうと値引き交渉をしようとしただけだ!」

 涙と鼻水で顔を汚した男は言うが早いか銃を抜き撃ち気味に発砲、銃弾は寸分の狂いなく店主の眉間に打ち込まれあっけなく倒れ伏す。しかし男も出血
が多かったのかざまぁみろと呟き事切れた。

「あらら、店長死んじゃった・・・ラッキーこれでこの店は俺のだ!俺の店、開店セール!新鮮な死体2体損傷も少ない!お買い得だよ!」

「貰おうか、ちょうど屋根に穴が開いて皮が欲しかったんだ」

「毎度あり!300ペラになりやす!」

「何言ってんだ俺は今【貰う】って言っただろう」

   ザク!

「へへ これでようやく屋根の大穴を修理できるぜ」

 返り血で体を汚しながら死体を運ぶ大男はホクホク顔で家路につく、誰もいなくなった露店にはイナゴの群れの様に人が殺到しほんの数秒でただの空いた空間
になってしまう、その空間さえも他の露店商が店を開き飛び散った血痕以外何事もなかったかの様に日常が続く・・・いいやこの町にとってはこの異常な事件も
日常の1コマに過ぎなかった。

「相変わらず、デカい村だけあって治安いいな」

 そんな狂った町で、狂った戯言を抜かす人間が一人。被り笠に足首までの長い外套、まん丸なヘルメットが特徴の砂漠スーツを身にまとい、如何にも今町に
着きましたと言わんばかりに砂埃に汚れ大荷物を抱えた坊中正蔵である。
 正蔵が抜かした戯言は正しく、仮に治安の悪い町ならば後ろ盾のない露店など並ばず、殺人も手首を切断された男以外銃を撃たずにすみ、誰もいなくなった
露店の略奪も早い者勝ちで奪い合いは起きていない。町の住人にしかわからないような、最低限の秩序は保たれている。

「ひゃひゃひゃ。俺も万が一オアシスがダメだったらこの町に根を下ろそうかね」

 オアシスに住むのは全砂漠の住人にとっての夢である。オアシスに住めば飢餓や渇きを知らず、毎日風呂にも入れ、命の危険しかない仕事も無縁で、砂漠で
は考えられない娯楽も溢れており、何より美女が多いのだ。
 現在オアシスは人口過多の為大金以にコネと功績がいくつあっても住めないのが現状で、それらを覆すウルトラCが【遺物】である。それもそこらにある置い
てあるような遺物でなく、超ド級にレアな物・・・そう例えば、壊れていないプラントの捕獲などが必要である。

「ハァ?小僧そんな夢物語みたいな事本気で言ってんのか?」

「あ?本気に決まってるだろ、俺はこんな砂しかないような所で一生を過ごしたくねえよ」

「がははははは!お前みたいな小僧が!オアシス?がががー!」

「お前みたいなのを厚顔無恥って言う」「睾丸鞭?」「股間に鞭?」「痛そう・・・」

「うっせーぞ!ボケ共!」

 大荷物を抱えたのは正蔵だけでなく、何時ぞや(砂漠の歩き方参照)の盗賊も同じ様に荷物を抱えていた。一行はプラントに追われた後、政府と大手企業のお零れ
を貰いながら、プラントから生成された遺物を拾い集め売り捌きに来たのだ。
 それまでに、同じくお零れを狙った同業者やプラントに町を蹂躙され自棄になった暴徒、水を狙いに来た強盗等と大立ち回りの末、盗賊団テッドブロイラーと愉快な
仲間たちと一時手を組み何とか大荷物抱えられるほどの成果を得ることができたのだ。・・・・手を組むまでに【なんやかんや】あったりするがここでは割愛する。

「それより遺物だ!さっさとこのお宝を仲介業者に売り捌きに行くぞ」

「しかし、本当だろうな!俺らでも遺物を買い叩かれない業者があるってのは!がががー!」

「盗賊はモグリの業者に買い叩かれる」「毎回ひもじい思いした」「嘘だったら」「尻処女をもらう」「「「「「!?!?!?!?!」」」」」

「問題ねえよ、何度も言わせるなボケ (ひゃひゃひゃ。最初から俺は問題ない そう言ってるだろ・・・・・・ありゃ〜【俺は】の部分言ったけな〜)」



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「(最悪の町。ここが比較的治安がいいなんて、あの役人頭がジャンクなのね)」

 人通りの多い大通で、町に着いたばかりでもないのに砂漠スーツをフル装備で歩く少女がいた。顔や体格が分からないスーツを着ているが、その佇まいから
品格や礼節、さらに色気が滲み出ていることから女性、それも上流階級人間という事がわかる。そう、この少女はオアシスの住民なのだ。
 ・・・と言ってもオアシスに住んでいたのも過去の事で、数日前に祖父が起こした事件(砂漠の遺跡参照)の煽りを受け家族全員がオアシスから追い出さ
れてしまい、現在は比較的治安のいいこの町で暮らしている。

 しかし、比較的治安がいいと言ってもオアシスと比べたら月とすっぽん・・・いや、すっぽんと比べてたらすっぽんが哀れになるほどの酷さのである町に数
日といえど暮らせば体調も悪くなるであろう、家族は次々と体調を悪くし、事の原因である祖父など風前の灯火である。祖父は元々砂漠の住民であるが
高齢である事とオアシスの暖かい環境が体を弱くしたのも原因であろう。

「(哀れなで愚かなで忌々しいお爺様。もう少しでも恨みが弱ければこんな辛い思いもせずに済んだのに・・・いいえ、恨みがあったからこそ成功した妄執が私
たちがいるのよね。チャンスを掴んだのは運でも、それを活かし続けたのは嫉み妬み恨みの怨讐。・・・恐ろしいお爺様)」

 そんな、いつも目をギラギラと光らせ、口を開けば憎いあン畜生の罵詈雑言、頭の中には陰謀しかない恐ろしい祖父も復讐を果たせばただの老人となっていた
今もこうして少女が買いに行く薬がなければすぐさま灯火が消えてしまうほどに。

「(くすくすくす、何て皮肉な話。自身を活かしていたのは、何よりも憎い二人だったなんて)」

 少女は歩きながら軽く思索に耽る、自身の無聊を慰める様に。

「(退屈な町、こんなことでしか退屈をしのげない・・・乱雑な町並みも、露店に並ぶ商品も、背を丸めて歩く人間も、片で風を切る人間も全く面白くない)」

 しかしそれがいけなかった。腕に強い圧迫を感じると直ぐに引っ張られ、声を出す間もなく路地裏に連れ込まれる。比較的治安のいい町の大通といえども
砂漠の住人は基本民度が低いヒャッハー共である。完全装備だが目に見える武器は拳銃のみ、体格も低く、身についた礼節は荒事を感じさせず、何よりも無
意識に振りまく色気は格好の獲物、総評してヒャッハー共のカモである。

「なッ!?」

「おっと大声を出すなよ。こっちは死体でも構わねえんだからよ!」

 迂闊であった・・・・・・いいや、オアシスでは考えられない事である故仕方のないことかもしれない。この世界の住人が最も活動する時間に、それも人通り
の多い大通りで、しかもどんな容姿かよくわからないようフル装備の人間を堂々と襲いかかるなんて、想定して動けなんて言う方が酷である。

「・・・・・・ッ!!」

「いッ痛え!!」

 おとなしくしろと言われておとなしくなる少女ではなった。後ろから抱きしめられる不快感を無視し、踵でつま先を思いっ切り踏み抜き、怯んだ所で相手の顎
目掛け頭突きを放つ

「あっぎょが」

「・・・・・・・・・」

 続けざまに拳銃を抜き胴に3発、頭に3発と確実に仕留めるように発砲。そして目論見通り、男は倒れ物言わぬ死体と成り果てた。・・・が。

   ガン!

 背後から近づく男に気付かず、頭を鈍器で殴られ意識を手放してしまった。



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 草木も死滅する午三つ時、危険で強力な紫外線に晒されるこの時間に騒ぐ馬鹿どもが5人、大声をあげながら走っていた。

「手前よくも騙しやがったな!このテッドブロイラー様が丸焼きにしてくれるわ!がががー!」

「と言うより盛大に自爆した」「流石に役人の前で盗賊発言は不味い」「でも結局騙されてた」「可愛いお尻頂き!」

「うっせバーカ!発言の尻拭い誰がしたと思ってるんだ!!高額な袖の下のせいで余計な出費させやがって!!」

「がががー!もう怒った!元々怒ってたがもっと怒った!!お前の未来は真っ黒焦げだががー!」

「こっちだって俺の怒りが有頂天だっての!せっかく高品質なM40A1があったてのに買えず仕舞いだ!」

 低レベルの罵り合いを砂漠で叫びながら走る。気温50度を超える猛暑に、起伏の激しい砂丘が続き、近くの町まで3日は掛かるというのに元気に走り回る。
後先考えずに争う姿はまるでこの世界の縮図である。彼らを待ち受けているのは野垂れ死にか次の町【人類の延命】か。



同刻



 暗い部屋で見綺麗で目を引く容姿だがどこか浮世離れした雰囲気を持つ少女は誓う。自分たち家族をこのような場所に堕とした人間たちに、あらぬ限りの憎悪を
どんな感情よりも強く・・・強く込める、自身の骨子となるように。
 私たちをこんな目にあわせた連中に死を!こんな所へ追い出したオアシスに報復を!そしてこの世界に呪いあれ!!
声に出さずに絶叫する。この恨みを刻むように、この怒りを溶け込ますように、この怨嗟で全てを呪うように。



──────────────────── コノ恨ミ晴ラサデオクベキカ ────────────────────



 確認するかのように呟いた一言はこの世の物とは思えないおどろおどろしい物で、少女の目はギラギラと輝く。その輝きは己が恐怖した祖父にそっくりなモノであった。











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 連れ込まれた女性は雪華綺晶でもいい、またはその家族でもいい。
 連れ込まれた後は装備を剥かれ体の隅々を男の思うままに揉まれ擦られ愛撫される、むさぼるように唇を塞がれ、細い体を折らんばかりに抱きしめ、逞しく
猛々しく熱いそれを擦られ男から出される円滑油で股を濡らされ

・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・

 白濁で汚された少女は倒れ伏し、ヒューヒューと呼吸をするたび口から白濁液が漏れ出、足の付け根からとめどなく同じ物が池を作るような淫欲と凌辱の限り
を受けてもいい、間一髪のところで助けが入ってもいい。

 もっと言えばテッドブロイラー様に

「ふしゅるるる・・・じゃまするヤツはころす!このテッドブロイラーさまがまるやきにしてくれるわ!がががー!」

 されエビフライENDでもいい。路地裏以降の出来事は想像にお任せする。

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