注意:艦むす世界とナーストの関わりについては北上さんに相談済みです。

艦むす世界太平洋のとある島。
この場所は深海棲艦達に軍事基地とされ、彼らの拠点とかしていた。
攻撃を仕掛けようにも本国からの距離とその防衛力から手が出せず、強固な軍事拠点となっている

ーーーだからこそ彼らの拠点として狙われ、各国に露見せずに占拠することができたのだろう。
      • ここに連れ込まれてから何日たったんだろうか・・・
 はじめはただの偵察任務だったはずだ。
 内容も「制海権を得た海域に深海棲艦らしき姿が目撃された」という真偽が定かではない念を入れた臨時哨戒のもの。
安全がほとんど確保されていた海域だったとはいえ、万時に備えて熟練度もそれなりの艦むすによる編成だった。
・・・そう。艦隊を編成した提督にも、任務に当たっていた自分達にも落ち度はなかった。
実際、偵察先で敵艦隊も見つけたもののいわゆる「はぐれ」の連中だったし、戦闘もほぼ無傷に終わった。
そして、報告して帰還しようとした時に・・・空に人型らしきものを見つけ、仲間にそれを知らせようとしたのだ。
『ねえ・・・空になにか・・・・』
そのときだった。突如その人型が高速で接近し、私たちの目の前に現れ、こういったのだ。

ーーーよお、嬢ちゃん達。悪いんだけど試運転の相手になってくれや。

・・・結論から言えば、私たちは手も足もでなかった。
攻撃はそいつにかすりもせず、敵の火力とスピードは圧倒的であっという間に全員が大破まで追い込まれた。
      • 逃げて!!
その時点で私はこのままでは生き残れないと判断し、仲間達が押さえてくれている間に離脱し、せめて鎮守府にコイツの脅威を報告しようとした・・・
だが、何度呼びかけても鎮守府との通信は繋がらず、焦りと恐怖が支配していき・・・
「いつまで遊んでいる。■■■■■」
突然現れた軍服の男の一撃で意識を刈り取られた。


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その後、意識を取り戻した私はかろうじて生きていた仲間達とともにボロボロの状態のまま拘束されて連行され、この島の地下牢に閉じ込められた。
そのときに、この連中が「ナースト」と呼ばれる異世界の侵略者であること。私たちだけでなく百人以上の艦むすたちがこいつらに捕らわれていること。
・・・そして、深海棲艦達ですらこいつらにとっては道具にしかあらず、同様に捕らわれているということしった。

・・・・捕らわれた後は地獄だった。
地下牢の中では壁に鎖でつながった首輪をつけられてほとんど身動きも取れない。
牢から連れ出され、鎮守府の情報を得るための拷問や兵士達に性的な暴行も幾度となく受けた。
痛みに負けて全ての情報を吐き出しても開放されず、今度は「艦むすに関する実験」(連中曰く種別や個体差によってほとんど違うらしい)とやらに参加させられ、
何度も怪しげな薬の投薬、耐久度テストの名目での仲間同士の戦闘、連中の開発した武装のモルモットに参加させられた。
・・・この実験の過程で何人が犠牲になるところを見せられたのかは思い出したくない。

隙を見て逃げ出そうとする人たちもいた。でも、その全てが島を出ることもなく失敗に終わり、その末路は知りたくもない。

『・・・けて・・・』
いつまでこの地獄は続くんだろうか。もう提督の顔や家族の顔すら思い出せない。
『たす・・・けて・・・』
仲間達とも別の牢に移されてもう長い間会えていない。皆生きているのだろうか。
カツン・・・カツン…
・・・足音が聞こえてきた。今日の「実験」がはじまるのだろう。

言葉が届くことはないのだろうけど。もはや、涙すら枯れはててしまったけど。
それでも、願わざるをえない。
『だれか、助けてよ・・・・』

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